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2016年7月24日 (日)

1回目の入院・水頭症手術

2014年、秋
その場でグルグル回って急に立ち止まった時のようなめまいやふらつき。
何かがおかしい、体の中でなにかが起きている。
西棚ノ沢(10/04)、悪沢・クマ沢(10/26)…、それでも山にでかけていた。
しかしとうとう芦ノ湖西岸(10/24)では足がもつれて尻もちをつき、
玄倉ノ野に向う作業林道(11/23)では足がよろめいて谷側に転落しそうになった。
このままでは危険だ。医者に診てもらおう。

12/23(火)
ネットで探した耳鼻科を受診。
標準純音聴力検査、平衡機能標準検査、
平衡機能(頭位及び頭位変換眼振検査)(赤外線CCDカメラ等)
鼻処置(単純鼻出血及び鼻前庭の処置を含む)
様々な検査で異常は認められなかった。
しかしめまいやふらつきは確かに続いている。

12/26(金)
家の近くにある黒河内病院の脳神経外科。
まずCTによる検査。続いてMRIによる精密検査。
家族も呼び出され画像を診ながらいろいろ説明があり
直ちに北里大学病院を受診するよう指示された。
その日の午後一番、タクシーで北里大学に向かい
紹介されたのが主治医となるO先生だった。
・小脳テント下部に腫瘍があり、水(脳脊髄液)の流れを止めて
 神経の働きを圧迫していること。(閉塞性水頭症)
・放置すると1ヶ月~数ヶ月で意識混濁、生命を失う怖れがあること。
・ボクの場合も「春まで持つかどうか…」と緊急性の高い症状であること。
あれよあれよと思う間もなく入院・手術の日程が決まった。

2015年
01/05(月):入院
電車とバスを乗り継ぎ埼玉県北本市にある北里大学メディカルセンター(KMC)へ。
直ちに入院・手術のための検査・診察・説明。
初めての入院、初めての手術で緊張感の高まっていくのが自分にも分かった。

01/06(火):手術
手術日。麻酔が効いていて痛みもなにも感じなかった。
主治医の説明によると
・頭に10円玉大の穴を開けてカテーテルを通し、
 腫瘍の脇にバイパスを作って水の流れをよくする…というものだった。
手術そのものは1時間程度で終わったようである。

01/14(水):退院
退院する前、手術後のCT画像を見ながら主治医の説明があった。
・広かった第三脳室がスリムになっている。
 脳への圧迫がなくなり水の流れも良くなっている。
 水頭症に関して手術はうまくいっている。
・髄膜腫(腫瘍)は良性であり普通はゆっくりだが
 どのくらいのスピードで大きくなるかは分からない。
 (相模原の)大学病院で写真を撮りながら成長を診ていく。
・腫瘍が大きくなると小脳失調となり、ふらつきがひどく
 あっという間に悪くなっていく。
…そんな内容だったと記憶している。

とにかく「春まで持つかどうか…」と言われた生命を長らえることができた。
病院からは登山用ストックを突きながら
バス-湘南スカイライナー-小田急線と乗り継ぎ、家に帰った。

翌15日(木)は朝から雨が降っていた。退院した14日が晴れた日で良かった。

※入院中のエピソードは こちら→歩く   ありがとう   など

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コメント

こんにちは、不老山麓のNOZです。
ブログを掲載されるほどのご回復、心よりお喜び申し上げます。
どうかゆっくりと養生なさってください。
S-OKさんも私たちもパワーの源は山であり自然ですね。
自然の中を歩けるようになれば、どんどん活力が湧いてくると思います。
最近、遅ればせながら貴著作第二弾の「大山・・・」を購入させていただき
あとがきに大病をされたことが書かれてありました。
数年前、私が初めて岳連の小川谷遡行でお出会いする前ですね。
いつもお会いするたびにお元気でしたので驚きました。
また、お会いできる日を楽しみにしております。
私は、不老山など近郊でトレーニングを続けていますが、
足のケガばかりしていて今夏も北アの遠征前に右足指ねんざで行けませんでした。
来月55歳になりますが気持ちだけでも若くありたいと願っております。
今後もブログやhpを楽しみに拝見させていただきます。
また、お会いできる日を楽しみにしております。
大山北尾根も秋になったら登ってみます。
それではまた。


NOZさん
コメントありがとうございます。
「そろそろ東丹沢の本、出しませんか?」風人社の社長から話があったのは2006年の春でした。
その前年の12月、ボクは腸腰筋膿瘍(病名は後に判明)に襲われていたのです。
詳しい内容は "独り言「天使の一撃」(2005.12.28)" 書いています。
けれどその時は通院治療だけですみ、3か月後には山歩きも再開(鐘ヶ嶽:2006/03/05)していました。
通院が終了した時の気持ちは ”独り言「ムリをせず 頑張りすぎもせず」(2006/03/31)に…。
病気の回復と山歩きの再会、出版に向けての作業…がほとんど同時でした
「山を歩きたい」という強い願いが回復を早めたのかもしれませんね。

今回は「小脳失調」ということで、この時より長引いています。
でも高い山はムリだとしても、やっぱり「歩きたい」という願いは強いです
8月中旬に予定されている再(々)手術の先に、西丹沢を歩いている自分を想像してるのです。

※昨日の事件で相模原が有名になってしまいました。
 病院は違うけれど、ボクが転院した相模原の病院にも介護施設がありました。
 患者さんのために献身的に働く看護師さんや介介護師さんの姿を思い出すにつけ
 やりきれない思いでいっぱいです。
 人は誰でも今を精一杯生きているはずなのに…と。

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