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2017年5月 3日 (水)

憲法記念の日に

5月1日(土):小田急沿線自然ふれあい歩道No.25「相模大野駅コース」
      (こもれびの森-大沼神社-慰霊塔-相模大野中央公園)
5月2日(日):薬師池-ぼたん園。
5月3日(月):憲法記念日の今日、本棚の奥に
      「あたらしい憲法のはなし」(文部省発行)をみつける。

夕方のニュースを見て驚いた。安倍首相が「2020年改憲」を明言したからだ。
9条に自衛隊に関する記述を加えること、高等教育の無償化を盛り込むこと、…」という。
首相の言う「美しい国、日本を取り戻す」とはどんな国を取り戻すのだろう。
戦前の教育勅語に書かれているような天皇を中心とする「忠君愛国」の国だったらいらない。
危機感を必要以上に煽り、自衛隊が外国の軍隊と一緒に戦争するような国だったらいらない。
適当な理由を付けて国民の生活の隅々まで監視するような国だったらいらない。

国民の基本的権利と自由を求める運動は早くから起きた。


野津田神社

一の鳥居、二の鳥居と続く参道から左手に一段上がった境内に野津田神社の拝殿がある。
左右対称の屋根が、落ち着きと静けさを際立たせている。

S09
   野津田神社

左手に雑木の丘に通じる小径があった。
ゆるく上る小径をたどってみた。サクサクと落ち葉を踏みしめる音が心地よい。
もっとも高いと思われる地点に祠が祀ってあった。
この辺りは「民権の森」といわれている。
少し下った展望地には町田を代表する自由民権家だった石阪昌孝の墓もある。
http://s-ok.my.coocan.jp/chichib/20120316nanakuni/20120316nanakuni.html


民権の森

 今から百年ほど前、国民の基本的権利と自由を求めた自由民権運動が全国各地に起こりましたが
町田や三多摩の最高指導者といわれたのが、ここ野津田出身の石阪昌孝です。
 石阪を中心に学習会や演説討論会が開かれ新しい思想に目覚めた村の青年達を中心に村落ぐるみで
活発な政治運動を行いました。この運動に自分の財産を注ぎ込んで”井戸米塀”政治家となった石阪
の屋敷跡は、この森に続く南にありました。町田市では、北村透谷と石阪の長女美那子とが出合った
ゆかりの場所でもあるこの地を、”民権の森”と名づけ、歴史と文化が刻み込まれた豊かな緑を永く
守っていくことにしました。

11
   石阪昌孝の墓



相模原市慰霊塔

Sp5010094
   慰霊塔

・昭和18年8月
 「相模原市慰霊塔」の基となった「相模忠霊塔」を旧日本軍が建立。
・昭和20年8月
 終戦
・昭和27年7月
 住民総意のもと「相模原町慰霊塔」を設置
 市内戦没者を永遠に合祀して、御霊の御冥福と郷土の繁栄、世界平和を祈る聖域としている。
(相模原市ホームページより)
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/fire_etc/etc/023188.html

一画に「祈平和」と「相模原慰霊塔の沿革」が記された碑がある。

Sp3120018
   祈平和の碑

 さきの大戦において、二百万人を超えるひとびとの尊い犠牲がありましたことは、
永遠に忘れてはならない深い悲しみであります。
 戦後五十年を迎えここに記すとともに、私たちは心を新たにし、常に恒久平和を目指し、
たゆみない努力を続けてまいります。
   平成⁷七年八月   相模原市長 舘盛静光

さきの大戦における
主要戦域別陸海軍人軍属戦没者数一覧図

総数 2,121,000人
ソ連邦52,700    樺太千島8,800    アッツ島7,600
中国本土455,700 満州46,700   朝鮮26,500   日本本土103,900
ビルマ164,500   沖縄89,400      小笠原諸島35,200
タイ7,000     フィリピン498,600   中部太平洋諸島197.600
アンダマン     マライ          ビスマルク諸島30,500
二コパル2,400    シンガポール11,400  モルッカ4,400
スマトラ3,200    ボルネオ18,000    東部ニューギニア127,600
ジャワ6,500   セレベス5,500    ソロモン諸島88,200
         小スンダ  西部ニューギニア82,600 オーストラリア

 


日本国憲法前文

K5
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、
諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって
再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、
この憲法を確定する。

K13
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は
国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、
この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔
勅を排除する。

K19
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、
平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、
名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の
うちに生存する権利を有することを確認する。

K11
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と
対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

K22

「日本国憲法前文」と「あたらしい憲法のはなし」をあらためて読み返してみた。
心の中を5月の清々しい風がスッと吹き抜けていくような気がした。

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