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2018年12月

2018年12月23日 (日)

2018年 平成最後の年

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朝食後のコーヒータイム。いつものように新聞を広げた時、1枚の写真が目に止まった。
難波孫次郎《平和の像》=1965年、県立湘南海岸公園、藤沢市提供
                                                  (朝日新聞2018年12月23日 神奈川さがみ野版)
「あれ この写真、記憶があるぞ!?」

県立湘南海岸公園…まで読み進んだときおぼろげな記憶は確信に変わった。
2018年10月09日、小田急江の島線鵠沼駅から湘南海岸公園を歩いた時確かに見た。
平和の象徴=鳩を受け止める若者の逞しさと、隣に刻まれていた碑文が強く印象に残ったことを思い出す。

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平和の像(撮影:2018.10.09)

(碑文からの引用)
未来を象徴する筋骨たくましい若人が 高く挙げた右手の拳に平和の鳩を受け止め 希
望の空を見つめています。
 この台上に仰ぎ見る平和の像は 日中戦争から太平洋戦争へと 長い戦争経験をした藤
沢市民と藤沢市によって 昭和四十年三月に建てられました。
 明治以来国の礎になった英霊を顕彰し 戦争の悲惨と不幸を 再び繰り返してはならな
いという悲願がこめられています。
 しかし年を経た今日 地球上にはなお戦争の不安が絶えません。
 藤沢市遺族会は 創立五十周年に当たり改めて行く末の平和を強く念願しつつこの碑
を建てました。
 この台座の中には 英霊のお名前が納められていることを書き添えます。

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(平和の像:県立湘南海岸公園)

日本国民は、…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないやうにすることを決意し…(日本国憲法前文)
二度と戦争をしないと誓った国が、いつの間にか専守防衛という名目で空母まで持つ国になった。
「戦争をしない国」から「戦争をできる国」「戦争をする国」へ。
こんなきな臭い動きを止めることのできるのは だ れ ?

2018年平成最後の年。戦争のなかった平成という時代を、戦争のなかった最後の時代としないために。

2018年12月16日 (日)

あしがら郷瀬戸屋敷

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朝起きると抜けるような青空の広がる素晴らしい天気だった。
新聞のお天気欄の降水確率は0%、朝から夕方まで晴れマークが並んでいた。
この青空を背景とする、矢倉岳と重なる白い富士山を見たいと思った。
出かけよう! 
こんな天気の良い日に家に引っ込んでいてはきっと後悔する。

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小田急小田原線栢山駅で電車を降り、二週間前(2018.11.30)の撮影ポイントに着いた。
足柄山地・矢倉岳稜線に雲が湧き、その後ろにあるはずの富士山は見えなかった。
晴れて陽が差し、青空さえのぞいているのに…?

しばらく待ったが雲が消える気配はなかった。
狙い通りの写真。
ワンチャンスは決して偶然じゃない。カメラマンの運と粘り強さが魅力的な写真を造るのだ。

しかしこのまま帰るのはもったいない。
電車に乗りせっかくここまで来たのだから…。
「あじさいの里」まで歩いちゃおう! 調子が良ければあしがら郷瀬戸屋敷まで歩いちゃおう!
堤防に上がり、サイクリングロードを歩き始めた。

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前方に見えるのは松田山。円柱状が特徴のハーブガーデンも見える。
その右には丹沢表尾根の三ノ塔と二ノ塔も見える。
時おり、ウォーキングはもちろんジョギングやサイクリングを楽しむ人たちともすれちがう。
ポール(二本杖)歩行のボクも快調だ。(…と自分では思っている。)

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開成水辺スポーツ公園管理センター前、芝生広場の冬桜が満開。
雲が空をおおい始めている。冷たい風を避け休憩所でもある管理センター内で昼食。
弁当(みそ汁付)も販売されていて、パークゴルフを楽しむ人たちでけっこう賑わっている。

小田急沿線自然ふれあい歩道「新松田~開成駅」コースマップの逆コース。
開成水辺スポーツ公園を出発。吉田神社-馬頭観音石碑群に立ち寄りあじさいの里へ。
(吉田神社も馬頭観音石碑群も、郷土の歴史遺産として興味深いけれどここでは省略)

あじさいの里。足柄平野の水田地帯。2009年6月「あじさい祭り」に訪れたことがある。

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田植えが終わったばかりの田んぼと虹色に咲き誇るあじさいに見とれながら歩いたことを思い出す。

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この冬一番の寒気が日本列島をおおう今の季節、花はもちろん咲いていない。田んぼの水も枯れ寒々としている。

あじさいの里からあじさい農道を経て、あしがら郷瀬戸屋敷まで700m。道筋に沿って道標があり迷うこともない。

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あしがら郷瀬戸屋敷。築300年の古民家。
薬医門と飛ばれる表門、土間、格式の高い座敷、水車小屋、井戸小屋、中庭など、…見どころが多い。
主家の北側にある土蔵は今風のホールになっていて、音楽会など様々なイベントが行われている。
特にひな祭りの季節には、ひな飾りや吊るし雛など江戸時代の風情がいっぱいで訪れる人も多い。

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前庭に立つ大きな柿の木にクリスマス・リースのような飾りがいくつも下がっていた。
「お正月を迎える準備ですか?」作業をしていた人に聞いた。
明日(12/15)行われるイベントの飾りで、下からライトアップするとのことだった。
晴れてイベントが成功しますように…。祈って瀬戸屋敷を後にする。

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車道に出ると冬枯れの田んぼを挟んで、明神ヶ岳や金時山など箱根外輪山が見えた。
灰白色のいかにも寒々とした雲の間から、明神ヶ岳付近を差す光の帯が見えた。
映画の一場面のような神々しさに、ちょっと得をした気分になった。

「矢倉岳と重なる白い富士山」は見ることができなかった。
しかし目標に向かって行動したことで、予期しなかった風景を見ることができた。

この日の総歩数18,098歩。今回もたっぷり歩いた。
たまたま見た翌日の新聞広告欄。
「寝たきり老後がイヤなら 毎日とにかく 歩きなさい!」
出かけて良かった。ポール歩行でも自分の足で歩けるうちはまだまだ元気。

2018年12月 8日 (土)

秋に思う…

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健康寿命を伸ばすためには足腰を鍛えなさい!

40年近く愛用したバイクは数年前に廃車した。
ハンドルがふらつき歩行者と接触したことがあって以降は自転車にも乗らない。
だから移動する時は自分の足だけが頼り。

8月に4回目の手術、その後リハビリのおかげで今は杖(ポール)歩行にもだいぶ慣れた。
この頃は電車を利用して少し遠くの歩道や公園にも出かけている。
歩くことが好きだ。
天気の良い日は家の中にいても気持ちが落ち着かない。
雲の間から時々青い空が見える今日、相模緑道を経て林間公園へ出かけた。

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いつも”ターゲット バード ゴルフ”や”ゲートボール”が行われている公園も今日は静かだった。
厚く降り積もった落葉越しに見える「東林ふれあいセンター」が森の中の一軒家のように見えた。

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見上げる樹に、散っていく儚さ(はかなさ)や哀しみはない。
逆に、次の季節に備える喜びや逞しささえ感じられた。

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次のために、今、葉を落とす。
フッと河合酔茗の詩「ゆずり葉」を思い出した。

”・・・
 そしたら子どもたちよ。
 もう一度ゆずり葉の木の下に立って
 ゆずり葉を見るときが来るでしょう”

…ボクも、こうした年齢に近づいてきたからかもしれない。

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